型で作るアートパスタ。コルツェッティの魅力とレシピ

木の型で押された紋様が、陽の光を受けて浮かぶ。

まるでクッキーのように可愛い、リグーリアの伝統パスタ「コルツェッティ」。

型で模様を押すだけで、ひと皿が特別に見えるアートパスタです。

材料はシンプルなのに、模様をつける瞬間のワクワク感は格別。

家で気軽に“食べられる工芸品”を楽しんでみませんか?

木の型がつくる、美しい模様

粉の香りとともに、木の型を押すと現れる繊細な紋様。

花・麦・百合など、古くは家紋や土地のシンボルを刻んでいたそう。

作る人の個性が模様に宿る——それがコルツェッティの魅力です。

YouTube紹介動画

🍝 基本のコルツェッティ生地レシピ

材料分量(約2〜3人分)ポイント
強力粉120g弾力とモチッと感を出す。模様がつぶれにくい。
薄力粉130g型の模様をきれいに出す。口当たりがやわらかくなる。
1個色味とつなぎ。
40〜60ml(様子を見て)固め→型押しがシャープ、柔らかめ→食感やわらか。
オリーブオイル小さじ1のびを良くして乾き防止。
ひとつまみ味の下支え。

作り方のコツ

強力粉と薄力粉をよく混ぜて「粉の山」を作ります

真ん中に卵・水・オリーブオイルを入れて、フォークで少しずつ粉を崩していきます

まとまったら台に出して5〜10分こねます。粉が手につかなくなったらこね完了
 → 表面がなめらかになったらOK(やわらかめにしすぎないのがポイント!)

ラップで包んで30分休ませませます

麺棒で2mm厚にのばして、打ち粉を軽くして型押しして、完成!

少しだけ表面を乾燥させて、4分ほど様子を見ながら茹でます。

🌿おすすめのソース

  • バジルペースト(ジェノベーゼ)
  • セージバター
  • レモンクリームソース

模様を活かすなら、白や緑のソースがおすすめ。

仕上げにオリーブオイルを回しかけると、模様の陰影が美しく浮かびます。

☕おうち時間にぴったり

休日の昼下がり、好きな型を押して、模様の出方を楽しむ。

まるで陶芸や版画みたいな集中時間が、心を整えてくれます。

出来上がったパスタをお皿に並べると、まるで小さな工芸展。

まとめ

コルツェッティを通して感じる、粉と光の美しさ。

コルツェッティは「食べる芸術」

難しい道具はいらないけれど、手から伝わる“温度”が美味しさの秘密。

次の週末、あなたのキッチンにも小さなアトリエを開いてみませんか?

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